ニュース 社会 作成日:2012年12月10日_記事番号:T00040929
中国信託金融控股の辜濂松董事長が6日午前9時2分、米ニューヨークの病院で脳腫瘍(しゅよう)のため死去していたことが分かった。79歳だった。
辜濂松氏は、台湾経済界の有力者として長期間海外で活動したことから「影の外交部長」などの異名も取った(7日=中央社)
辜濂松氏は2005年に死去した海峡交流基金会(海基会)の辜振甫元董事長のおいに当たる。台湾金融大手の中国信託グループを設立、経営してきただけでなく、有力経済団体である台湾工商協進会の元理事長を務めるなど台湾財界の有力者として知られた。日本財界とも太いパイプを持ち、今年4月の叙勲では日本政府から旭日重光章を受章した。
8日付中国時報によると、辜濂松氏の病状は11月に入って悪化。株価操作事件で起訴され保釈中の息子、辜仲諒・元副董事長は保証金10億台湾元(約28億円)を支払い出境禁止処分の解除を受け、最期をみとった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722