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13年台湾景気予測、輸出と民間消費が成長主導


ニュース その他分野 作成日:2012年12月11日_記事番号:T00040937

13年台湾景気予測、輸出と民間消費が成長主導

 中央銀行の彭淮南総裁は来年の台湾の景気について、輸出と民間投資が成長を主導することになるとの認識を示した。11日付工商時報が伝えた。

 彭総裁は来年は世界経済の力強い回復は見込めず、台湾の成長も緩やかなものになるが、輸出は4.15%、民間投資は5.51%伸び、GDP(域内総生産)成長率を支える「2つのエンジン」になると指摘した。

 その上で彭総裁は、「雇用市場の悪化や株価低迷などの影響で、第3四半期から民間消費が減少しているが、輸出と民間投資は既に成長を取り戻している」と指摘した。

 これに先立ち、行政院主計総処は11月下旬に第4四半期の成長率予測を当初の2.83%から2.97%へ、通年の成長率予測も1.05%から1.13%へと上方修正。来年の成長率は3.15%に回復するとした。