ニュース 商業・サービス 作成日:2012年12月11日_記事番号:T00040942
大手ドラッグストアチェーン、屈臣氏(ワトソンズ)は来年、約10億台湾元(約28億円)を投じて、店舗数を30~40店拡大することを計画している。同チェーンは現在全土で446店舗を展開しているが、来年は大型店に加え、非商業エリアにおける小型店の出店にも注力し、500店舗突破を目指す。11日付工商時報が報じた。
ワトソンズと康是美(コスメッド)の2大ドラッグストアは今年、競争の激化や電力、燃料コストの上昇、景気低迷などを受けて店舗数拡大スピードが鈍化している。
しかしワトソンズでは値下げ商品の品目数を縮小する代わりに値下げ幅を拡大したことで1品当たりの購入価格は6%低下したものの、消費者の平均購入点数は前年比5.4%増加した。
来年の経営戦略についてワトソンズのトビー・アンダーソン董事総経理は、▽集中▽簡素▽躍進――の3点を挙げ、販売店においてサービスの専門性向上、作業プロセスの簡素化、デジタルツールの強化を推進し、消費者がすばやく買い物できる体制を整備したい考えだ。
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