ニュース 医薬 作成日:2012年12月11日_記事番号:T00040947
中天生物科技(マイクロバイオ)傘下のバイオ新薬開発会社、合一生技(ワンネス・バイオテック)は10日、肝がん新薬「OB318」が世界5カ国で特許を取得し、動物実験を完了したことから、来年第3四半期にも臨床試験を開始できるとの見通しを明らかにした。11日付経済日報が伝えた。
OB318は霊芝に似た菌類「牛樟芝」(ベニクスノキタケ)のエキスから製造した抗がん剤で、肝がんの細胞増加を抑制する働きがあるほか、肺がんや乳がんにも効果があるという。既に米国、日本、欧州連合(EU)、中国、台湾で特許を取得した。
肝がんは台湾のがんによる死因としては2位で、肝がん用の分子標的薬の市場規模は10億米ドルに達すると試算されている。
同社はこのほか、糖尿病足病変による潰瘍を治療する植物新薬「ON101」の第3相臨床試験を台湾で開始。米国でも第3相臨床試験の実施を申請中だ。
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