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不況でアウトソーシング人気、金融危機当時の2.6倍【図】


ニュース その他分野 作成日:2012年12月11日_記事番号:T00040949

不況でアウトソーシング人気、金融危機当時の2.6倍【図】

  アウトソーシング(外注)情報サイト、104外包網の調査によると、今年1~11月の発注希望案件は前年同期比25%増の1万996件で、世界金融危機が発生した2008年当時(4,111件)の2.67倍となった。11日付工商時報が報じた。

 調査によると、企業は外部委託でコストを平均28.1%抑えられ、3割近い企業がアウトソーシングの予算を増やしている。設計・デザインが最多34%を占め、IT(情報技術)関連の25%を合わせると6割近い。過去4年で伸びが目立つのは文章作成(今年18%)や企画(7%)だ。

 一方、厳しい労働環境から、受注希望者の45%が受注を積極化している。サラリーパーソンの兼業、フリーランスなど104外包網の個人会員は08年の3.07倍だ。同社は技術や専門性、妥当な料金、やる気が受注の鍵と指摘した。

 同調査は104外包網の会員を対象に実施され、企業219社、個人1,068人から回答を得た。