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作成日：2007年12月3日_記事番号：T00004095
兆赫電子、通年売上高100億元以上を予想
兆赫電子（ジンウェル）は11月30日、今年の売上高が100億台湾元（約340億円）を超えるとの見通しを明らかにした。1日付工商時報が伝えた。
今年第１～３四半期までの売上高は昨年同期比80％増の69億7,300万元で、純利益は170％増の13億3,100万元、粗利益率は約28～29％に達する。
セットトップボックス（ＳＴＢ）の出荷数は昨年の40万～45万セットに対し、今年は120万～125万セットに上る見通しだ。来年は出荷がさらに倍増し、売上高が30％以上伸びる可能性もあるという。
同社の来年の売上高は第１四半期が約33億3400万元で、通年で約70％増加すると予測される。同社は来年第１四半期、ＬＮＢ（衛星通信ダウンコンバータ）の好調が続き、ＳＴＢもやや増加、売上高が今年第４四半期と同水準になると見ている。また、来年は中国と南米が主力市場になると見て、すでに中国の主要８都市で地上デジタル放送信号のテスト放送を行った。
