ニュース 電子 作成日:2012年12月11日_記事番号:T00040952
ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した11月の連結売上高は442億5,200万台湾元(約1,250億円)で、前月比11.4%減、前年同月比23.4%増だった。1~11月では4,691億3,400万元(前年同期比18.5%増)に達しており、今年通年の売上高が5,000億元を超えるのは確実な見通しだ。10日付工商時報などが報じた。
11月は減収となったものの予想よりも良い数字だった。これは28ナノメートル製造プロセス工場の生産能力増強と、8インチウエハー工場の稼働率が想定していたよりも低下しなかったことによるものだ。
証券会社は、同社の12月売上高は横ばいまたは小幅下落を予測しているが、第4四半期の売上予想の高めの数字である1,310億元に届くとみている。また、2013年はアップルからの中央処理装置(CPU)受注の前倒し、28ナノプロセス製品の受注が引き続き見込めること、中国のスマートフォン・タブレットパソコン向け需要などで、高い粗利益率を維持すると予測している。
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