ニュース 電子 作成日:2012年12月11日_記事番号:T00040953
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の京元電子(KYEC)が10日、苗栗県銅鑼郷の新竹科学工業園区(竹科)銅鑼園区で新工場に着工した。来年末の完成を予定する。第1期工場には、基礎工事や機電設備に10億台湾元(約28億円)、さらに生産設備に毎年10億元を投じる計画で、総投資額は50億〜100億元となる見通し。また新工場は約1,000人の就業機会を創出するとされ、投資額、従業員規模とも銅鑼園区で過去最大の投資計画となる。11日付工商時報が報じた。
着工式には李金恭KYEC董事長(左2)のほか、劉政鴻苗栗県長も参加した。同工場は規模、投資額ともに竹南工場と同等になる見通しだ(10日=中央社)
KYECの新工場は土地面積4.61ヘクタールに2期に分けて建設する計画で、第1期は約半分の土地を利用し、工場棟の総床面積は1万平方メートルを超える。
なお同社は下半期まずまずの業績を挙げているため、今年の設備投資は38億元に上る見通しだ。しかし来年は第1四半期の見通しが不透明な状態で、銅鑼工場の建設を進めるにもかかわらず設備投資は35億元程度に縮小する見込みだ。
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