ニュース 社会 作成日:2012年12月12日_記事番号:T00040958
中国の流行音楽ランキング「中国流行歌曲排行榜」のコンサートを29日に台北市の台北小巨蛋(台北アリーナ)で開催する計画の申請が主催者から提出された問題で、内政部などは11日、条件付きでの開催認可を決めた。12日付自由時報が伝えた。
問題のコンサートは当初、中国側の主催者が台湾の関係当局の認可を得ずに計画を発表したことに加え、歌手が「本土グループ」と「香港・台湾グループ」に分けられて台湾が中国の一部として扱われており、「国の品格をおとしめるものだ」とする批判が野党から巻き起こっていた。
今回の申請は台湾側の芸能人マネジャー団体「台北演芸経紀文化交流協会」が提出していた。
内政部入出国移民署は禁止事項として、▽イベントの名称に「第○回」という文字を用いない▽内容は単純なコンサートとし、表彰は行わない──との2点を求めたほか、▽広告に台北演芸経紀文化交流協会の主催であることを明示したイベントの正式名称を明記する▽司会者に台湾側の芸能人を1~2人加える──との規定も設けた。
ただ、政界の一部からは認可に反対する声も出ており、黄昆輝・台湾団結聯盟(台聯)主席は「馬英九政権は全く警戒せずに、中国に台湾の公の場で統一工作をさせようとしている」と述べた。コンサート当日は反対勢力のデモなど混乱も予想される。
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