ニュース 社会 作成日:2012年12月12日_記事番号:T00040959
乗客13人が死亡する惨事となった新竹県尖石郷の転落事故など、観光バスの大型事故が相次いだことを受けて、中華民国遊覧車客運商業同業公会と地方組合の4団体が11日、北部横断公路、中部横断公路、南部横断公路、九份(新北市瑞芳区)など、山間地の観光地への中型バスの乗り入れ規制を行うよう政府に呼び掛けた。12日付聯合報が報じた。
台北市遊覧車客運商業同業公会の魯孝亜理事長は、転落事故が起きたような狭く危険な道路で観光バスの走行規制が行われていないことは問題だと訴えた。その上で、事故車と同じブレーキシステムは、台湾全土の中型バスの半分に当たる約900〜1,000台に採用されていると指摘した。
新北市遊覧車客運商業同業公会の馬景仲理事長は、市内を走るバスが山道を乗り入れるのは不適当で、山間部の観光地では現地の地理に詳しいドライバーが適切な車両を運転するよう政府が取り決めるべきとだ発言した。
これを受けて交通部公路総局の陳茂南副局長は、14日に予定している各県市との会議でこの問題を検討すると回答した。
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