ニュース 社会 作成日:2012年12月12日_記事番号:T00040961
きょうは2012年12月12日、中国語ではこの数字を続けて読むと「愛你要愛要愛要愛(キミを愛す愛す愛す)」と読めることもあり、中国やシンガポールなど中華圏で結婚するカップルが多いそうだ。ここ台湾でも最近、結婚式の日取りを旧暦を基に縁起の良い日を選ぶという伝統的な方式ではなく、「語呂合わせ」を重視するカップルが増えているという。
民俗学者の林茂賢氏によると、台湾では好まれる語呂合わせとしては、「520」(我愛你)、「1010」(十全十美=円満で欠けたところがない)、「11」(一心一意=一つのものを思い続ける)、「1314」(一生一世=一生ずっと)などが結婚式などお祝いごとの日取りとしてよく採用されるそうだ。
なお、「マヤ文明の暦に基づき今年12月21日に人類は滅亡する」という予言がメディアなどで取り上げられていることもあり、語呂合わせの良さと「滅亡するまでに結婚しよう」と考える人が多いせいか、きょう12月12日、シンガポールでは通常の約3倍に当たる540組のカップルが婚姻届を提出。中国でも結婚が増えているらしい。
一方、台湾ではこの終末論ブームは特に盛り上がりを見せておらず、さらに占い師の多くが「きょう12日は結婚にとってあまり良い日ではない」と指摘していることから、12日に結婚するカップルが目に見えて増えているということはないようだ。ちなみに台湾では「愛你一生一世(一生キミを愛す)」と聞こえる2013年1月4日が結婚にはオススメだそうだ。
ただ上述の民俗学者、林氏は語呂合わせの流行はメディアや企業が営利目的で煽っていることが大きな要因となっていると指摘しており、乗せられるカップルが増え過ぎるのも考えものだ。
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