不動産事業の潤泰創新国際（ルエンテックス・デベロップメント）は11日、台湾鉄路（台鉄）松山駅構内に直営の商業施設「シティーリンク」を18日にオープンすると発表した。売り場面積は3,000坪で、日本の「駅ナカ」店舗をモデルとしている。12日付経済日報が伝えた。
同店舗は３フロアから成り、１階部分が先行開業する。１階にはレストラン街や土産物店、２階にはレストラン、ファッション・ブランド、３階には書店がそれぞれ入居する。２、３階は来年中に開業する。
同社は「日本で駅ナカ店舗が成功を収めており、台北でも鉄道交通ネットワークの整備に伴い、駅ナカのビジネスチャンスが生まれている」と説明した。
同社は台北周辺でＢＯＴ（建設・運営・譲渡）方式による駅の再開発に積極参入しており、来年末までに台鉄南港店、ＭＲＴ内湖駅で駅ナカ業態のシティーリンク南港店、内湖店をそれぞれ開業する予定だ。
