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中華汽車、商用車が来年成長をけん引【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年12月12日_記事番号:T00040971

中華汽車、商用車が来年成長をけん引【表】

 自動車大手、中華汽車工業(チャイナ・モーター)の劉興台総経理は11日、来年は台湾の自動車市場規模の拡大が見込めないため、商用車と輸出で販売成長をけん引すると語った。12日付経済日報が報じた。


劉興台総経理(左)は「商用車が中華汽車の命綱だ」と述べた(中華汽車リリースより)

 同社は11日、三菱の新型「デリカ」を発表した。8人乗りバン(貨客兼用車)で62万1,000〜65万1,000台湾元(約176万〜185万円)。今回は小幅な値上げだが、来年9月の第5期排出ガス規制に伴うモデルチェンジでは、大幅な値上げが迫られると指摘した。

 商用車最大手の中華汽車は、排出ガス規制の強化でさらなるシェア拡大が期待できる。今年1〜11月の商用車販売台数は2万1,400台(シェア75%)、昨年通年は2万3,900台(シェア77.7%)だった。

 同社全体の来年の台湾販売台数は5万台へと、今年の5万2,000~5万3,000台から減少する予測だ。一方、輸出は今年の2,600台前後から、来年6,500台まで5割以上増やす目標だ。