ニュース 医薬 作成日:2012年12月12日_記事番号:T00040972
中国化学製薬(CCPC)傘下の原薬メーカー、中化合成生技(CCSB)は11日、30億台湾元(約85億円)を投じて桃園県に新工場を設置すると発表した。着工は来年第3四半期、量産開始は2015年の予定。製薬業者が今年投資を発表した投資案件では最大規模となる。12日付経済日報が報じた。
中化合成生技の黄重心副総経理によると、桃園県の新工場(第1期)は14年末に完成し欧米の顧客の検査を受ける。順調にいけば15年に4本の生産ラインで抗がん剤、抗真菌剤、免疫抑制剤の原薬を生産し、グループ企業への供給を開始する。
なお同社は現在、新北市樹林区に原薬工場を構えるが4年後には新工場への移転を完了させる計画だ。
また証券会社は、中化合成生技のコレステロール低下薬「EPAE」が来年から大幅に売り上げを伸ばし、再来年は爆発的な成長を遂げると予測しており、新工場の設置はこれを見越したものとみている。
同社は今年、既に米国顧客に試薬としてEPAEを3.5トン供給しており、来年は倍増を見込んでいる。
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