ニュース 社会 作成日:2012年12月13日_記事番号:T00040990
馬英九総統は12日、中央政府を構成する5つの院の正副院長、秘書長との茶話会を開き、各院の業務成果を高く成果する中、監察院については一言も触れなかった。背景には王建煊監察院長が馬総統批判を繰り返していることがあるとみられる。13日付自由時報が伝えた。
王監察院長。おとなしかった王院長に対し、関中考試院長からは「牙のない虎」との皮肉も聞かれた(中央社)
王院長は今年9月、「馬総統が目指す歴史上の評価が『無能』であることはほぼ間違いない」と発言するなど、馬総統に批判的な発言を繰り返していた。今年3月にも「(総統選で)馬総統の得票が100万票以上も落ちているのに勝利と呼べるのか」と指摘していた。
馬総統は茶話会で行政院、立法院、司法院、考試院の業績を細かく挙げて高く評価したが、王院長率いる監察院については何も言及せず、馬総統と王院長との微妙な関係を印象付けた。
出席者によると、王院長は同日の会合に出席したが、ちょうど歯を抜いたばかりだったせいか、これまでのような「毒舌」は聞かれなかったという。
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