ニュース 社会 作成日:2012年12月14日_記事番号:T00041008
台湾では、新たな年の厄除けや家内安全、商売繁盛などを祈願するため、「灯明」をお寺に奉納する習慣があり、春節(旧正月、来年は2月10日)が近づくころに寺側が受け付けを開始する。特に霊験あらたかと言われる台北市の龍山寺では、毎年奉納希望者が殺到するため事前に整理券を交付しているが、この整理券も奪い合いとなる状況で、来年は1月6日からの配布開始にもかかわらず、すでに場所取り用のイスが寺の周囲を3重に取り囲む事態となっている。
龍山寺の灯明には▽光明灯▽平安灯▽財神灯▽薬師灯―─の4種類があり、奉納金は大きいタイプが1,000台湾元(約2,800円)と小さいタイプが600元となっている。特に人気なのが光明灯(大)と薬師灯(小)なのだそうだ。
灯明は合計20万本奉納可能だが、それでも人気があり過ぎて「供給不足」の状態だ。しかも整理券の発行は1日1,000枚限定、受け取るのは1人1枚のみと決められていることもあって、これを手に入れようと場所取りスタートが年々早まっており、最近では寺をぐるりと取り囲む大量のイスが年末の風物詩と化している。
龍山寺近くに住む女性によると、整理券が発行される季節が近づくと、現場の様子に目を光らせる人が増え始め、いったん誰かが行列に並ぶと、後に続く人が一気に殺到するのだという。先週7日午後6時ごろ、彼女が寺の近くを通りかかった時にはまだ行列はできていなかったが、夕食を食べた帰りにのぞくと既にイスが500脚ほど並んでおり、あわてて自分も場所を押さえたそうだ。
また板橋から場所取りにやって来た女性は、友人25人とチームを組んで朝、昼、晩と交代でイスの見張りを行っているというから苦労が忍ばれる。
ただ、龍山寺は日本人をはじめ、外国人観光客も多く訪れる観光スポットのため、大量のイスが通行の邪魔になることから台北市当局が問題視しており、寺側も対策を検討中だ。
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