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パネル大手のQ4利益、最高更新を予想


ニュース 電子 作成日:2007年12月3日_記事番号:T00004101

パネル大手のQ4利益、最高更新を予想

 
 米ディスプレイサーチ調査による液晶パネルの12月オファー価格は、モニター向けが前月比2~5米ドルの小幅下落、ノートブック型パソコン向けも2~3米ドルの小幅下落、液晶テレビ向けは主要製品で価格下落が起きていない。メーカーの在庫水準も健全であることから、台湾のパネル大手の第4四半期の利益は再び過去最高を更新すると予想される。
 
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 謝勤益同社副総裁によると、12月の小幅下落は季節的な要因だ。過去数年は、ハイシーズンの終わりに在庫の山が積み上がり価格の下落を招いてたが、今年はそうした現象が起きていないのが特徴だ。 
 
 あるパネルメーカーは、パネル不足は再来年まで続き、来年は液晶テレビ用のパネル不足が30%に達すると予想している。

 モルガン・スタンレー証券のアナリストによると、友達光電(AUO)の純利益は今年427億2,000万台湾元(約1,467億円)、来年は40%増の598億元で、奇美電子(CMO)の純利益は今年323億元、来年は27%増の410億元、という予想だ。3日付経済日報が報じた。