華碩電脳（ＡＳＵＳ）は好調な業績を受けて、今年上半期と下半期に支給された各４カ月の業績ボーナスと、固定１カ月の春節（旧正月）ボーナスの合計が平均９カ月分となりそうだ。現在のハイテク業界では突出した支給額だが、同社は具体的な数字についてはコメントを避け、従業員の業績ボーナスは個人差がかなり大きいとのみ説明した。14日付け工商時報が報じた。
同社の今年第３四半期の純利益は67億1,400万台湾元（約190億円）で、前期比４割増。11月売上高は、前月比11.5％増、前年同月比32.7％増の396億4,400万台湾元（約1,100億円）で、過去最高を更新した。
ＡＳＵＳの来年の出荷目標は、タブレット型パソコンが今年比倍増の1,200万台、スマートフォンが100万台、ノートＰＣが今年比９％増の2,400万台で、アップルに次ぐ世界２位を目指すとしている。そのため先日、研究、設計、営業、マーケティングまで700人の大規模な人材募集を開始したところだ。
