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大型観光バスがまた事故、高速道路で追突1人死亡


ニュース 社会 作成日:2012年12月17日_記事番号:T00041036

大型観光バスがまた事故、高速道路で追突1人死亡

 中山高速公路(国道1号)の桃園県楊梅鎮の上り68キロ地点で16日午前6時ごろ、大型観光バスが前方を走っていたクレーン車(25トン)に追突し、観光バスの乗客の女性1人が死亡、運転手を含む25人が重軽傷を負った。17日付蘋果日報などが報じた。


 バス前方部が事故で跡形もなくなった。台湾ではこの12月、大型観光バスによる事故が相次いでいる(16日=中央社)

 観光バスに乗っていたのは、南投県竹山鎮延平派出所の警察官および民間パトロール隊らとその家族で、ベトナム旅行のため桃園国際空港に向かっている途中だった。午前8時40分発の便に間に合うよう一行は早朝4時に出発していた。民間パトロール隊の葉金栄隊長は、「当時全員が寝ていて、追突の際にはいすから浮かび上がり、その後床にたたきつけられた」と語った。

 目撃者の証言によると、クレーン車の走行速度は遅く、時速50キロを下回っていたとみられ、観光バスが誤って追突したもようだ。警察はクレーン車の運転手から事情を聴くとともに、重症を負った観光バス運転手の回復を待って事故原因を究明する方針だ。