ニュース 運輸 作成日:2012年12月17日_記事番号:T00041041
有力週刊誌「時報周刊」(最新号)は、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)が昨年4月に運航を再開後、飛行中にエンジンが停止するトラブルが3回起きたが、交通部民用航空局(民航局)への通報を怠っていたと報じた。これに対し、遠東航空は報道内容には一部誤りがあると抗議し、同誌に3日以内に謝罪するよう求めた。15日付自由時報が伝えた。
同誌は遠東航空について、空中でのエンジン停止の確率が世界平均の5.84倍に達しているほか、高雄発武漢行きの便の機長が燃料バルブの故障を隠したまま飛行を続けたなどと報じた。
遠東航空は「飛行状況は法律に従い民航局に報告しており、トラブルを隠匿したとの時報周刊の報道は誤りで、会社の名誉を著しく傷つけた」と指摘した。
これについて民航局も「遠東航空に3回のエンジン停止トラブルがあったのは事実だが、すべて通報があり、改善がなされている」とし、同誌報道の一部を否定した。
同誌の林朝鑫副編集長は「報道内容には証拠があり、遠東航空が提訴するというならそれは自由だ」とコメントした。
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