ニュース 金融 作成日:2012年12月17日_記事番号:T00041044
中国での事業拡大を積極的に進める富邦金融控股の蔡明忠董事長は16日、グループ傘下のアモイ商業銀行が、中国西南部の都市銀行に出資を行うと表明した。来年1月にも正式決定する見通しで、同都市銀行がある市の市長が台北を訪問し、契約を交わす予定だ。17日付経済日報などが報じた。
中国西南部には四川省、重慶市、雲南省、貴州省、広西省、海南省が含まれるが、一般に台湾系銀行は台湾企業の進出が集中する四川省と重慶市に対する興味が高いとされるため、アモイ銀の出資先には重慶銀行および成都銀行などが観測されている。
また蔡董事長は、アモイ銀行はすでに重慶市に支店を構えており、南昌(江西省)や大連(遼寧省)にも支店を設置する準備を進めていることを明らかにした。
富邦金は2008年に傘下の香港子会社の富邦銀行(香港)を通じてアモイ銀の19.99%株式を取得。現在、台湾の金融機関として唯一、中国の銀行に出資している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722