ニュース 電子 作成日:2012年12月17日_記事番号:T00041052
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)は14日、臨時株主総会を開き、グループ各社を引き受け先とする90億台湾元(約260億円)規模の株主割当増資の実施を決議した。15日付工商時報が伝えた。
今回の増資は南亜科技の経営再編に向けた資金を確保することが目的で、同社の払込済み資本金は現在の1,860億元から2,390億元に増加することになる。同社は現在、赤字脱却に向けた期間1年の経営再編計画を進めており、来年1月にも400人を削減する。
今回の増資で、グループ主要4社による南亜科技への出資比率は、南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)が37.83%、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)が15.51%、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)と台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)がそれぞれ15.49%となる。
南亜科技はまた、長期的な資金需要に対応するため、定款に定める資本金の上限を3,000億元に増やした。
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