ニュース 電子 作成日:2012年12月17日_記事番号:T00041054
台湾の2大パソコンブランド、華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)は来年発売のタブレット型PCの価格について、ともに「機能や品質、およびブランドイメージを保つには、5,000台湾元(約1万4,500円)が最低ライン」との認識を示した。17日付蘋果日報が報じた。
ASUSは今年、199米ドルで販売したグーグルとのダブルブランド低価格タブレット「ネクサス7」の売れ行きが好調で、市場では「来年は99米ドル製品を発売するのではないか」との観測が出ていた。しかし、ASUSの沈振来執行長(CEO)は来年のタブレット出荷目標を今年比倍増とした上で、「社内で99米ドル製品を検討し、国際ブランドとの提携も探ったが、品質を保てない恐れがあると判断して計画を放棄した」と語った。
一方、エイサーの林顕郎副総裁は、使いやすさと低価格が来年の成長の鍵になるとの見方を示し、特に7インチ市場を好感した上で、「市場調査と内部評価の結果5,000元が限界で、これ以下では機能と品質を犠牲にする必要があり、ブランドに傷が付く」と述べた。
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