ニュース 電子 作成日:2012年12月17日_記事番号:T00041055
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は14日、来年の設備投資について、今年比8.4%増の90億米ドルに迫り、過去最高を更新することになると表明した。15日付経済日報などが報じた。
また研究開発(R&D)費も今年の13億7,000万米ドルから15%増の16億米ドル、通年売上高にも今年比15~20%増の6,000億米ドルと予測、設備投資、研究開発費、売上高のすべてで来年は過去最高を更新するとの見通しを示した。
張董事長の強気見通しに対し市場では、アップルの次世代プロセッサーを受注したことを受けたものだとの見方が強い。
なお今年の世界半導体産業の総生産額について張董事長は、「良くない1年」で前年比2%減になるとの見通しを示したが、「TSMCは28ナノメートル製造プロセスによる製品の需要が予測を大きく上回り供給不足が生じるほど好調だった」と強調。生産能力の増強を急いだため第4四半期には月産能力が6万8,000枚に達し、顧客の需要を満足させるまでに至ったが、生産ラインのフル稼働は来年も続く見通しだ。
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