ニュース 電子 作成日:2012年12月18日_記事番号:T00041077
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は、サムスン電子とパネル合弁事業を解消したソニーと提携関係を深めている。サプライチェーンの関係者によると、ソニーは来年、従来サムスンに発注していた液晶テレビ用パネルをすべてAUOに振り分け、AUOがソニーの重要調達先になる見通しだ。テレビパネル調達先はすべて台湾メーカーとし、奇美電子(チーメイ・イノルックス)の割合は減らさない。18日付経済日報が報じた。
市場調査会社、ディスプレイサーチは、AUOの来年の業績はソニーからの受注増加が貢献するとみている。ソニーの液晶テレビ出荷台数は年間1,550万台程度。
両社は技術面でも協力関係を強化する。アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)ディスプレイは、ソニーの技術に、生産能力を持つAUOの独自技術を融合することで、韓国サムスンモバイルディスプレー(SMD)の市場独占に待ったをかける。
ソニーのほか、東芝、パナソニック、シャープなど日本テレビブランドもAUO、奇美電など台湾パネルメーカーとの関係を深めている。
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