ニュース 電子 作成日:2012年12月18日_記事番号:T00041079
タッチパネル大手、勝華科技(ウィンテック)の黄顕雄董事長はこのほど、中国広東省の東莞松山湖科技産業園区(東莞松山湖ハイテク産業団地)で、前工程からモジュールの貼り合わせまで垂直統合を実現したカバーガラス一体型(OGS)タッチパネルの生産ラインが完成したことを明らかにした。同ラインの良品率は90%以上と生産効率も高い。これにより、同社のOGSタッチパネル月産能力はベトナム工場と合わせて1,000万枚(10インチ換算)に達し業界最大となる。18日付工商時報が報じた。
ウィンテックのOGSタッチパネルは今年、華碩電脳(ASUS)とグーグルのダブルブランドによるタブレット型パソコン「ネクサス7」や富士通のタブレットPC、および中国、欧州のスマートフォンブランドに採用され、第4四半期に入り出荷枚数を大きく伸ばしている。証券会社は同製品の12月売上高が単月過去最高の50億台湾元(約144億円)に達すると予測している。
また、タッチパネル搭載ノートPCの登場で大型パネル需要も伸びていることから、ウィンテックのOGSタッチパネル売上高は来年通年で700億~800億元規模に増加し、同社全体に占める割合も60~70%に拡大すると証券会社は予測している。
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