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資策会董事長、赤字1億元で更迭


ニュース その他分野 作成日:2007年12月4日_記事番号:T00004108

資策会董事長、赤字1億元で更迭


 資訊工業策進会が今年発足28年で初の赤字を計上し、赤字額が1億台湾元(約3億4,000万円)と巨額に上ったことから、経済部は11月30日、就任してまだ1年の呉静雄董事長に事前予告なしで更迭を伝え、呉董事長は翌1日に辞表を提出した。また昨年就任の陳銘憲執行長(CEO)も口頭での辞意を伝えた。

 4日付工商時報が資策会関係者の話として伝えたところによると、今年度に大きな赤字を負ったのは、前任の柯志昇執行長が「民間と利益を争わない」など、業務方針を転換させたことが主な原因。 

 情報通信設備などの政府の一般競争入札への参加を減らす一方、中東やベトナム、日本などで政府関連の入札や大型プロジェクトへの参入を試みたり、民間の情報通信企業と組んで海外市場への進出を果たそうとしたが、成果を得られず支出のみが膨らんだ。