ニュース 社会 作成日:2012年12月19日_記事番号:T00041084
日本語で短歌を詠む民間サークル、「台湾歌壇」の元代表で現在は顧問の鄭ラン耀さん(88歳、ランは土へんに良)に、交流協会台北事務所で日本政府の秋の叙勲、旭日双光章の勲記と勲章が樽井澄夫・台北事務所代表から伝達された。中央社が報じた。
樽井澄夫代表(左)から伝達を受けた鄭さん(右)。台湾歌壇には日本語を学ぶ若いメンバーも増えているが、短歌のような日本文化を理解しているとは限らないと語った(18日=中央社)
鄭さんは台湾における短歌の普及、短歌を通じた日台交流の促進に寄与したと功労が認められた。今回は鄭さんを含む台湾人4人が受賞し、外国人叙勲受賞者で米国に次ぎ2番目に多かった。
鄭さんは「21歳で終戦、日本人が台湾を去り、長年親しんだ日本文化も持ち去られた」と振り返り、日本文化を懐かしむ思いから56歳の時に台湾歌壇に入ったと説明した。
台湾歌壇の前身、台北歌壇は1968年、短歌を愛する日本統治時代生まれの人々を中心に設立された。現在の会員数は設立以来最多の130人余りだ。
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