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台湾貿易センター、上海代表処が発足


ニュース その他分野 作成日:2012年12月19日_記事番号:T00041095

台湾貿易センター、上海代表処が発足

 中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)による台湾貿易センター上海代表処が18日、除幕式を開催した。中台で初となる経済・貿易関連の事務所設立だ。19日付経済日報などが報じた。


王志剛TAITRA董事長(右3)。台湾貿易センター上海事務所は5人体制で、韓国の同様の上海事務所30人に比べるとかなり小規模だ(18日=中央社)

 台湾貿易センター上海代表処は上海市徐匯区のツインタワー(港匯広場)27階に入居し、広さ200平方メートル。上海市、江蘇省、浙江省の台湾人企業家(台商)を支援する。

 王志剛TAITRA董事長は、北京代表処を27日に設立予定で、来年中に青島、大連、広州、成都にも代表処を設置したいと語った。

 TAITRA関係者は、今後は貿易センターに「台北」でなく「台湾」を冠すると述べた。中国が「台湾」の2文字に敏感なため、これまでは台北貿易センターとして活動してきたが、2010年の上海万博での「台湾館」出展が契機となった。

 中国の機械・電気製品の貿易振興団体、中国機電産品進出口商会は、来年1月下旬に台北代表処が発足する予定だと明かした。中台の経済交流の歴史上、重要なマイルストーンとなる。