ニュース 電子 作成日:2012年12月19日_記事番号:T00041101
ガラス繊維業界では10月、富喬工業(フルテック・ファイバーグラス)および南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)傘下の台湾必成(PFGファイバーグラス)が、年内の完了を予定して溶解炉1基の補修作業に入ったが、現時点で依然稼働を再開していない。業界関係者によると、景気が低迷していることと年末調整の時期に当たることから、プリント基板(PCB)および銅箔基板(CCL)メーカーの原料調達意欲が減退していることが影響しているようだ。ただ、フルテックは既に再稼働の準備を終えており、遅くとも来年第1四半期中には生産を開始する見通しだ。19日付電子時報が報じた。
フルテックは10月初めより、ガラス繊維(G75)年産能力3万8,000トンの雲林県斗六工場で、PFGも同規模の生産能力を持つ中国・昆山工場(江蘇省)で同月中旬から停炉補修に入っている。
停炉補修による出荷減および景気低迷によりフルテックの11月売上高は前月比35.34%減少。さらに証券会社によると、第4四半期通期も前期比20%の落ち込みを見せると予測されている。
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