ニュース 電子 作成日:2012年12月19日_記事番号:T00041103
タッチパネル大手3社が増産を急いでいる。スマートフォンやタブレット型パソコンの販売好調によるタッチパネルの供給不足に、マイクロソフト(MS)の新OS(基本ソフト)、ウィンドウズ8(Windows8)搭載でタッチ対応のノートPC需要の高まりが追い打ちをかけている。19日付経済日報が報じた。
奇美電子(チーメイ・イノルックス)は南部科学工業園区(南科)にタッチパネル一貫生産のサプライチェーン構築を進めている。ウィンドウズインテグレーションシステム設置で、貼り合わせは月産能力50万枚を既に実現した。
宸鴻集団(TPKホールディング)は生産能力増強に向け、中台で今後3カ月間、採用活動を繰り広げると発表した。中上級の人材100人を募集する。同社の1~11月連結売上高は前年同期比20.28%増の1,513億6,000万台湾元(約4,400億円)だった。
勝華科技(ウィンテック)はノートPC受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)との提携で、初めてヒューレット・パッカード(HP)、デル、聯想集団(レノボ)など大手ブランドのWindows8搭載ノート機種向けを受注した。ノキア、グーグル、華碩電脳(ASUS)など向け拡大もあり、OGS(カバーガラス一体型)方式のタッチパネル出荷量が月500万枚を超え、過去最高水準となっている。
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