自動車大手、裕隆集団の陳国栄総経理は18日、自社ブランド「LUXGEN（納智捷）」設立10週年となる2018年までに製品ラインアップを完成させて８～９車種を展開し、年間販売台数を50万台規模に拡大して世界的ブランドの一角を占めたいとの考えを表明した。19日付工商時報が報じた。
また厳凱泰同社董事長は、「後発ブランドが世界的ブランドになるには、今年市場規模が2,000万台を突破するとみられる中国が鍵になる」と述べ、ブランド創設５周年となる13年までに中国市場を中心に年間販売台数25万～30万台を目指すとした。
厳董事長はまた、「新車販売台数が年間300万台に達する新興市場のロシアも、LUXGENのような新ブランドが成長するのに有利だ」と語った上で、既にモスクワに社員を派遣しており、来年地元の自動車メーカーに生産を委託する方式で販売を開始すると明かした。
