ニュース 金融 作成日:2012年12月20日_記事番号:T00041115
彭淮南・中央銀行総裁は19日、来年は物価上昇率が縮小する見通しで、(名目金利から物価変動の影響を除いた)実質金利がマイナスからプラスに転じてほしいと述べた。20日付経済日報が報じた。
行政院主計総処の予測によると来年の消費者物価指数(CPI)上昇率は1.27%(今年予測1.93%)で、1年物の定期預金金利1.37%と比べると、実質金利はプラスに転じることになる。2年続いた実質マイナス金利時代が終わる見通しだ。
中銀は、台湾の実質金利はマイナス0.6%で、世界的には真ん中より上だと指摘した。マイナス幅が大きい順に▽香港、マイナス4.8%▽シンガポール、マイナス4.46%▽ユーロ圏、マイナス2%▽英国、マイナス1.9%▽米国、マイナス1.35%──。
中銀は同日の理事監事連席会議で、主要政策金利を年1.875%、担保付融資貸出利率を2.25%、短期融通貸出利率を4.125%に据え置くことを決定した。
彭淮南中銀総裁は(左2)来年第1四半期の金融政策も「適度な緩和」を続けると述べた(19日=中央社)
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