ニュース 金融 作成日:2012年12月20日_記事番号:T00041117
中央銀行の彭淮南総裁は19日、理事監事連席会議後の記者会見で、中台間の為替清算について、人民元の清算行である中国銀行台北支店が中国人民銀行(中国の中央銀行)と権益義務協定を締結してから1カ月以内に開始できるとの見方を示した。中銀は内部で来年の春節(旧正月)前までに開始できると判断しているもようだ。20日付蘋果日報が伝えた。
中央銀行の彭淮南総裁(中)の任期は来年2月までで、続投か交代かが注目を集めている(19日=中央社)
彭総裁によると、今月11日に中国人民銀が中国銀台北支店を人民元清算行に指定すると発表した当日、中国銀関係者は中央銀に対し、「権益義務協定の締結から1カ月以内に開始」という見通しを伝えたという。
金融監督管理委員会(金管会)はこのほど、中台間で為替清算システムが稼働した当日から銀行が預金、送金、融資、両替、貿易決済などの人民元業務を開始できると通達している。
彭総裁はまた、現在為替市場には「CNY(オンショア人民元)」と「CNH(香港で取引されるオフショア人民元)」という2分類があるが、今後は台湾のオフショア人民元を「CNT」と位置付け発展させていく意向も示した。
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