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13年の観光客誘致、770万人以上を目標=観光局 【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2012年12月20日_記事番号:T00041118

13年の観光客誘致、770万人以上を目標=観光局 【表】

  交通部観光局の謝謂君局長は19日、2013年の海外からの観光客誘致目標として「少なくとも延べ770万人」との数字を挙げた。今年は通年で725万人以上となる見通しで、来年は現段階で約6%の伸びを見込む。20日付工商時報などが報じた。

 今年は今月18日に観光客延べ700万人を達成したばかり。09年の400万人から、500万、600万、700万と4年連続で誘致目標を達成してきた。来年は800万人達成に期待がかかるが、政府関係者は実際の目標はより高めに置いていることを示唆した。

 謝局長は一方、中国人観光客の現在の1日当たりの受け入れ上限枠4,000人を当面緩和しない考えを示した。さらに、未消化の枠をその後に繰り越せる規定も見直すことにも言及した。

 中国人が海外からの観光客全体に占める割合は今年1〜11月で35%に達し、観光客の増加に最も貢献している。しかし、業者の低価格競争による観光の質の劣化が問題になっており、観光局は受け入れ枠をこれ以上増やさないことで質の改善を図る考えだ。

 現在、中国人観光客が利用するツアーの1人1日当たりの消費額は60米ドルだが、観光局は来年、120〜180米ドル水準のツアー催行を中台双方の観光業者に促していく方針だ。