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稲江商銀株、新光合纖が10.8%取得


ニュース 金融 作成日:2007年12月4日_記事番号:T00004112

稲江商銀株、新光合纖が10.8%取得

 
 台北市第一信用合作社(台北一信)が商業銀行に業態転換した稲江商業銀行が3日、未公開株取引市場(興櫃市場)に登録され、取引初日に新光合纖が同行株10.85%を5億4,600万台湾元(約18億6,600万円)で取得した。4日付経済日報が伝えた。

 同行株価は参考価格の15台湾元から一時20元前後まで上昇したが、11.2元まで急落して引けた。新光合纖は1日で3億元の含み損を抱えたが、関係者は「稲江商銀の経営主導権を確保するためには、コストは問わない」と話した。

 新光合纖は、系列の投資会社の持ち分を含めると、28.43%の株式を獲得し、最大株主となった。

 百貨店や保険などを中核とする新光集団は、昨年5月に台北一信に出資し、金融当局に商業銀行への昇格を申請。行名を稲江商業銀行に改名していた。同行は台北市内に22店舗を展開する。