新北市板橋区の新板橋駅特定専用区に来年１月10日、ショッピングセンター（ＳＣ）、「麗宝百貨広場」（ハイモール）がプレオープンする。建設大手の麗宝集団にとって、初の百貨店業界参入だ。20日付工商時報が報じた。
ハイモールはまず、服飾店、映画館「秀泰影城（ショー・タイム・シネマズ）」（17スクリーン、1,200席）が入居する１～４階部分をオープンし、ほかのフロアは来年第２四半期に開業する予定だ。半径50キロメートル圏の18～35歳人口210万人以上をターゲットに定める。年間売上高200億台湾元（約580億円）を目標とする。
板橋駅は台湾高速鉄道（高鉄）、台湾鉄路（台鉄）、都市交通システム（ＭＲＴ）、高速バスターミナルが集まる交通の要所で、板橋大遠百（メガシティー）や環球購物中心（グローバルモール）など商業施設も立ち並び、人出が見込める。
このほか麗宝集団は、台中市のテーマパーク、「麗宝楽園」で、国際ブランドやスポーツ用品、レストランなど120社を誘致し、ショッピングセンター、「麗宝購物中心」第１期を来年４月にオープンする予定だ。投資額は20億元。
