ニュース 商業・サービス 作成日:2012年12月20日_記事番号:T00041121
コンビニエンスストア最大手のセブン−イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)は19日、電子マネー「icash」カードの利用可能範囲を拡大するため、3億台湾元(約8億7,000万円)を投じて新会社、「愛金卡」を設立すると発表した。セブン−イレブン以外の店舗でも利用できるようにし、台北を中心とした公共交通機関の運賃支払いや特約商店での少額決済が可能な「悠遊カード(イージーカード)」の独擅場に挑む。20日付工商時報が報じた。
統一超商によると、icashは最も普及している電子マネーで、icashカード、icash悠遊カードの発行枚数は1,000万枚を超え、保有者の2割が少額支払いに利用している。今後は1枚で買い物、交通機関搭乗など台湾全土で使えることが消費者に望まれていると指摘した。
うちicash悠遊カードは2009年に誕生し、セブン−イレブンや公共交通機関の運賃支払いだけでなく、悠遊カードの特約商店でも利用できる。ただ、セブン−イレブンでは優待やポイント付与があるが、特約商店ではないため、利用者を囲い込む際の課題となっていた。
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