ニュース 医薬 作成日:2012年12月20日_記事番号:T00041123
華碩電脳(ASUS)は19日、中南部を拠点とする病院経営会社の秀伝医療体系と共同で医療・介護向けクラウドコンピューティング連盟「愛.健康雲」を立ち上げると発表した。同連盟には両社のほか、IT(情報技術)業界、医療機器メーカー、台中栄民総医院、台安医院双十分院といった病院がパートナーとして参加し、「健康管理」「遠隔介護」「医学研究」向けにクラウドサービス体制を構築。来年には同サービスの利用者100万人を目指すとともに中国でのカルテ電子化商機の獲得も狙う。20日付蘋果日報が報じた。
ASUSは、同サービスを通じて病気を予防することの大切さを伝え、皆が健康的な生活が送れるように努めていきたいとしている(同社リリースより)
ASUSによると、同サービスは来年第1四半期から提供を開始する。1人当たり5ギガバイト(GB)のスペースが無料で利用できる「健康管理」サービスは、利用者の承諾があれば電子カルテを同スペースにアップロードし、携帯電話やタブレット型パソコンを通じていつでも参照することができるようになる。
「遠隔介護」サービスは6カ月3,000台湾元(約8,700円)など有料となり、加盟病院に申請すれば、毎日血糖値などのデータを登録することで専門医による診察などが自宅で受けられるようになる。
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