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iPad mini、年内出荷予測5割引き上げ


ニュース 電子 作成日:2012年12月20日_記事番号:T00041129

iPad mini、年内出荷予測5割引き上げ

 米アップルの7.9インチタブレット型パソコン「iPad mini」の販売好調を受けて、サプライチェーンの年内出荷は従来予測を5割以上上回り、1,200万台もあり得る勢いだ。20日付電子時報が報じた。

 サプライチェーンによると、アップルは当初、iPad miniの年内出荷を1,000万台とみていたが、一時は部品の供給不足から600万~800万台に引き下げた。その後良品率が改善し、過去2カ月の出荷は800万台を超えた。第4四半期は1,000万台を難なく突破し、1,200万台も狙えそうだ。

 10月23日(米国時間)に発表されたiPad miniは当初、販売価格が高めで、グーグルの「ネクサス7」とアマゾン・ドット・コムの「キンドル・ファイア」に挟まれて売れ行きが鈍ると予測されていた。実際には品切れとなるほど各地で人気となり、クリスマスシーズンだけでなく、来年第1四半期も出荷が伸びる可能性がある。他社ブランドの出荷が12月から落ち始めるのと対照的だ。

 市場調査会社の統計によると、iPad miniは47%が初めての購入で、アップルによるタブレットPC市場開拓につながっている。