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燦坤3Cが鴻海TVに対抗、58型を通信契約なし3.88万元


ニュース 家電 作成日:2012年12月21日_記事番号:T00041147

燦坤3Cが鴻海TVに対抗、58型を通信契約なし3.88万元

 家電販売大手の燦坤3Cはこのほど、家電メーカーの禾聯碩(ヘラン)の58インチ発光ダイオード(LED)バックライト式テレビを、通信キャリアなどとの通信契約なしで、3万8,800台湾元(約11万2,500円)で発売した。鴻海科技集団(フォックスコン)が同じ価格で11月中旬に通信契約とセット発売して好評を博している60インチLEDテレビに対抗したものとみられる。21日付電子時報が報じた。

 燦坤3Cは11月中旬以降、大型テレビ展開を強化しており、奇美電子(チーメイ・イノルックス)、ビジオ(Vizio)の製品や自社ブランド「Fujumaru」製品を2万5,000〜4万元で販売している。今後も58インチ製品のほか、同価格帯で65インチ製品やデジタルコンテンツサービス付き製品などの販促キャンペーンを打ち出す計画で、鴻海との対決姿勢を強める方針だ。

 燦坤3Cの張岳龍・広報担当によると、今年8月以降、50インチ以上の製品の単月販売台数は昨年の約200台から4,000〜5,000台に増えており、テレビ販売全体に占める割合も30%に達している。さらに来年は40%への拡大、販売台数10万台突破に挑戦すると述べた。