ニュース 電子 作成日:2012年12月21日_記事番号:T00041150
台湾大哥大(タイワン・モバイル)は20日、同社が今年8月に提供を開始したインスタントメッセージ(IM)用アプリケーション「M+ Messenger」の利用者数が200万ユーザーを超えたと発表した。来年春節(旧正月)までに400万ユーザー、来年末には600万ユーザーに拡大し、同様のアプリケーション「LINE」、「Wechat」を抜いてユーザー数で首位を目指す。21日付工商時報が報じた。
台湾大哥大の谷元宏・副営運長によると、米国「WhatsApp」、韓国「LINE」、中国「WeChat」などIMアプリ利用が台湾市場で拡大し、通信キャリアのショートメッセージサービス(SMS)が圧迫されており、同社のSMS業務売上高は今年、前年比10%減少する見通しだ。
こうした中、2年の期間をかけて開発した「M+ Messenger」は、メッセージ、音声の転送に加え、プレゼントを送る機能を備えている。携帯電話を通じて支払いを行い、相手は実体店舗で品物を交換することができる。
同アプリは現在、無料でダウンロードできるため売上高への貢献は限られるが、将来的にはモバイル消費と利益を結びつけた新たなビジネスモデルを創造したい考えだ。
イメージキャラクターには、台湾の人気アイドルグループS.H.Eを迎えた(20日=中央社)
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