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奇美電、「群創光電」への社名変更完了


ニュース 電子 作成日:2012年12月21日_記事番号:T00041152

奇美電、「群創光電」への社名変更完了

 液晶パネル大手、奇美電子(チーメイ・イノルックス)は20日、社名の「群創光電」への変更手続きが正式に完了したと発表した。なお今後同社は新たに「医療器材製品」を営業項目に加え、来年は同事業の業績で2倍の成長を目指す。21日付電子時報が報じた。

 業界関係者によると、新生・群創の12月売上高は前月比横ばい、第4四半期は前期の1,289億台湾元から1,250億〜1,300億台湾元(約3,620億〜3,760億円)、利益率は前期比で若干上昇すると予測されている。

 また親集団である鴻海科技集団(フォックスコン)が超大型テレビ展開に注力し、部品を主に台湾メーカーから調達する方針を取っているため、群創の50、55インチパネル出荷の増加につながっており、さらに現在パネル価格も安定していることから同社は業績改善が見込まれる。

 ただ来年第1四半期については欧米のハイシーズンが終わり、中国でも春節(旧正月)に向けた在庫積み増しが収束を迎えることから液晶パネル需要は低下し、群創の出荷量も減少に向かうとの見通しだ。