ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

統一中国控股、17日に香港上場へ


ニュース 食品 作成日:2007年12月4日_記事番号:T00004116

統一中国控股、17日に香港上場へ

 
 食品大手の統一企業は、中国本土の食品・飲料部門を統括する統一中国控股を17日に香港証券取引所に上場させる。株式公募は4日に始まり、7日に締め切られる。公募価格レンジは3.75~4.68香港ドル(53.2~66.4円)で、資金調達規模は最大で41億香港ドルに上る。

 4日付経済日報によると、統一企業の羅智先総経理は、「今後は本業に専念し、戦略提携や買収により中国市場での地位と競争力を強化していく」と述べた。

 香港メディアによると、統一は調達資金の36%を生産力増強、35%を戦略提携や企業買収、28%を販売網強化、1%を運転資金に充てる。
 
 羅総経理は昨年中国事業が減益となったことについて、「北京工場を一時閉鎖したことで、収益に影響が出た。今後の事業拡大で業績は改善する」と指摘した。今年上期も中国での即席めん事業は1,100万人民元(1億6,400万円)の赤字を計上している。