ニュース 建設 作成日:2012年12月22日_記事番号:T00041164
生保大手の新光人寿保険は21日、台北市松江路のオフィスビルの1フロアを1億700万台湾元(約3億1,000万円)で取得したことを明らかにした。金融監督管理委員会(金管会)が先月、生保業界に年内の不動産購入を見合わせるよう通達して以降、同社は不動産投資を一時凍結していた。1坪当たり単価は66万元。22日付工商時報が伝えた。
同社の徐順鋆副総経理は「取得物件は自社使用が目的で、賃料を払うよりは購入した方がよいと判断した。現在購入しなければ、他社に買われると考え、金管会にも十分説明した」と述べた。
金管会の曽玉瓊保険局長は「新光人寿による購入目的を直ちに調べたい。本当に自社使用が目的ならば、認可できないわけではない」と説明した。
これに先立ち、金管会は先月、生保業界による高値での不動産取得競争がオフィス物件の価格をつり上げ、不動産バブルを引き起こしかねないとして、年内の不動産投資を見合わせるよう通達したほか、生命保険会社による不動産投資の最低収益率規制を0.75ポイント引き上げて2.875%とすることを柱とする不動産投資引き締め策を導入していた。
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