ニュース 食品 作成日:2012年12月22日_記事番号:T00041166
今年設立したカルビーと頂新国際集団傘下の味全食品工業との合弁企業「台北カルビー食品」は21日、雲林県斗六市に設置した人気のポテトスナック「じゃがビー」の生産ラインが量産に入ったと宣言、3年以内に台湾ポテトスナック菓子市場でシェア1割に当たる売上高6億台湾元(約17億円)達成、5年以内にシェアトップ実現の目標を掲げた。22日付聯合報などが報じた。
松本晃カルビー会長(左3)と魏応充味全董事長らが工場正式稼働のテープカットを行った。雲林県側からは今後の地元産食材の活用に期待感が示された(雲林県政府リリースより)
じゃがビーはすでにコンビニエンスストアなどで販売を開始している。味全の魏応充董事長は、台湾工場には日本と同じ設備を導入し、カルビーの協力の下、短期間で生産ラインを完成し、量産に入れたと説明した。
じゃがビーは以前日本からの輸入品を販売したところ1万箱がわずか3日で売り切れたほどの人気で、台湾に生産ラインを設けたことで一気に販売が加速するとみられる。ただ、主原料のじゃがいもは台湾と日本では品種、味が異なるため当面は台湾産を使わず、販売価格は輸入品の価格を維持する。
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