ニュース 家電 作成日:2012年12月22日_記事番号:T00041170
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の発光ダイオード(LED)メーカー、南亜光電(ナンヤ・フォトニクス、NYPI)が、同社として台湾に初めて設置するLED電球の自動化生産ラインが完成を迎えた。呉伯仁総経理によると、同工場は単月の生産能力が40万個。今後は自社ブランド「省電超人」による販売、および受託生産を手掛ける計画で、自社ブランド展開では海外市場進出も視野に入れている。22日付蘋果日報が報じた。
南亜光電の王文潮董事長は、米GE(ゼネラル・エレクトリック)やオランダのフィリップスなど国際ブランドの受託生産を獲得したいと語った(21日=中央社)
また呉総経理は第2生産ラインについて、「受注状況を見て決める」と語ったほか、LED照明市場の現在の問題点について、統一された規格がないことを挙げ、「関連規定の制定を進めてほしい」と政府に要望した。
なお新工場で使用するLEDチップは、南亜光電の大株主である晶元光電(エピスター)が供給することになるため、同社にも恩恵が見込まれる。エピスターの周銘俊総経理は、「南亜光電は今回の自動生産ライン完成で品質、良品率、生産能力の向上が期待でき、これまでのような『悪貨が良貨を駆逐する』といった状況はなくなる」との認識を示した。
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