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ユニマイクロン、タッチパネル事業に追加投資


ニュース 電子 作成日:2012年12月22日_記事番号:T00041172

ユニマイクロン、タッチパネル事業に追加投資

 タッチパネル関連商機を好感するプリント基板(PCB)大手の欣興電子(ユニマイクロン)は21日、傘下のタッチパネルメーカー、明興光電(ユニディスプレイ)に対し、6億8,000万台湾元(約20億円)を上限とする追加出資を行うと発表した。これによりユニマイクロンの出資比率は65.15%となる。ユニマイクロンは「当社は継続してスマートフォンやタブレット型パソコン分野を中心に投資を行い、将来的なグループのリソース統合の可能性も排除しない」とコメントした。22日付自由時報が報じた。

 また第4四半期の見通しについてユニマイクロンは、「最近の円安により原料価格が下落していることから第4四半期売上高は前期比横ばいか小幅減を維持する」と説明した。一方で「顧客との取引は米ドルが中心で、日本円による取引は原料および設備の調達のみとなっているため、円安が長期にわたり続かなければ恩恵は限られたものとなる」と強調した。

 証券会社はユニマイクロンの第4四半期売上高について、前期比3%減の169億元、純利益は同14.4%減の9億4,800万元と予測している。