ニュース 電子 作成日:2012年12月22日_記事番号:T00041174
中国家電大手、TCL集団の液晶パネルメーカー、深圳市華星光電技術(CSOT)は、伝えられていた台湾の同業、中華映管(CPT)との合併交渉が停滞しているとの観測が浮上している。22日付蘋果日報が伝えた。
華星光電の王国和副総裁は10月下旬に中華映管を訪問し、林蔚山董事長らと会談したが、それ以降合併交渉には進展が伝えられていない。
同紙によると、TCLは中華映管の財務状況や経営体質が悪いため合併による効果が見込めないと懸念しているもようで、合併のターゲットを瀚宇彩晶(ハンスター)に変更したのではないかとの見方も出ている。
華星光電は現在、第8.5世代パネルの生産ライン1本(生産枚数12万5,000枚)を保有しており、生産拡充を計画している。ただ、新工場の建設では時間がかかる上、競争力を確保できないとして、中華映管との合併を検討していた。
交渉が不調に終わるのではないかとの観測について、中華映管は「コメントできない」としている。
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