ニュース 電子 作成日:2012年12月22日_記事番号:T00041176
群創光電(イノラックス・旧奇美電子)の林振輝協理は、南部科学工業園区(南科)の工場に、TFT(薄膜トランジスタ)パネルとタッチパネルの、前工程から後工程までのオートメーション化した一貫生産ラインを設置し、早ければ来年第1四半期末に稼働するとの見通しを示した。同生産ラインでは、タブレット型パソコン、ノートPC、オールインワン(モニター一体型、AIO)PC向けに生産を行う。22日付工商時報が報じた。
林協理は同ラインを設置する狙いについて、ハイエンド製品が主流となる中で生産効率を高め、顧客の個別ニーズに対応するカスタマイズサービスの質的向上を図るためと説明した。
現在、南科工場のパネル半製品の月産能力は150万枚。一貫生産ラインの設置に伴い、中国拠点でのタッチパネルの生産能力を一部移行させる。
中国ではまた、深圳市龍華工場(広東省)の生産規模を縮小し、南海(広東省)や寧波(浙江省)、南京(江蘇省)の各工場に生産を移行する。このうち南海工場はテレビ用パネル、寧波工場はIT(情報通信)機器用パネルを中心とし、南京工場は中小型パネルの生産拠点とする。
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